線で描く絵
前回、ブログで紹介した腕時計の絵
その線が、自分でもなかなか気に入ったので、同じタッチで女の子の絵を描いてみた。
左が下書き、右がペンを入れたもの。
アナログ画材 『紙に鉛筆やペン』 で描く場合は、下書きの線は、後で消しゴムで消しちゃうけど、このときは後先考えずに(パソコンで)描いたから、下書きの線もそのまま残っております。
ペン入れに相当するほうは、もう勢いだけで引いた線。
二度と描けないかもしれないし、逆に何度でも描けるかもしれないけど、これをさらに『下絵』(下書きじゃなく、下絵、ね)に使って、さらにもう一度、線を別途、(レイヤー機能を使って) 描き直すのも面倒なので、今回はここまで。
* * *
な〜んて言ってた翌日、この女の子の顔に胴体を描き加えることにした。
それがこちら ↓ 『海底の 戦艦大和、擬人化』
(船体が真ん中で真っ二つに折れているので、折れてしまった船体の艦首側、艦尾側を2本の脚にみたててある。リアルなタッチで描いた絵はiOS画集アプリにしたのでそちらを買っていただくとして、こちらは、どちらかというと「可愛い」大和。

色もつけてみたら、こうなったよ ↓ 後ろ半分が赤いのは、船体を保護するために赤く塗ってある部分(貝などが付着しないように、ちょっと毒が含まれていたらしい)。

色を付ける作業に入る直前、線と色をレイヤーで分けておけば、あとあとメイキングのネタに使えるかもとギリギリで思いついて、色の部分は別画像。
それがこれ ↓

じつは、僕は 『線画』 が苦手。
最初から線を整えて描く習慣がないから (描きながら形を整えていくのね)、今回のテーマのように、複雑な形状のものは、下書きなしでは描けそうにないし、さりとて、下書きを丹念に描くのは面倒くさいし。
だからこの絵は、胴体部分は、いつものように、面で形を整えながら、最後にその絵を『下絵』にして、ペン入れをして仕上げようと考えている。