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2015年9月 1日 (火)

画集アプリの解像度と操作法の関係

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 SF大会で僕の画集アプリを買ってくださった皆さんを見ていて気づいたことがあります。画面のページ切り替えのときに皆さん 【スワイプ】(画面を指で横に弾くようにする操作のこと)するのね。
 
 でも僕の画集は 【タップ】 でページを切り替えます (いちおうアプリの中のマニュアルに書いてあるのですが、誰も読みませんよね)。なぜなら僕のiOS画集は、収録画像がとっても高解像度。表示メモリを《限界まで》使っていて、ページ切り替えに 【スワイプ】 を採用した場合、画面に表示された絵は、指の動きに付いてこれないのですよ。 UI としては失格です。
 
 【タップ】 なら、操作の直後に 【ムーブイン】【フェード】 でページが切り替わるように作っておけば UI の許せる範囲内に収まるのです(それでも、【フェード】 で大きな絵だと、次の絵が表示されるまで、ちょっとタイムラグがあります)。 
 
 ページ切り替え時のメモリについても少し解説しておきましょう。
 例えば、まるで《紙のページをめくるようなアニメーション効果》を採用したものだと、その時見えている絵を表示するためのメモリ・次に表示する絵のためのメモリ・ページめくりのためのアニメーション効果のためのメモリ、合計3つ分のメモリが必要になります。
 
 もちろんメモリ節約のために、その時に表示している絵をいったん画面から消し、無地の背景を見せておいて、その時間を利用して次の絵をメモリ内に読み込んでおき、読み終えたところで表示するような切り替え方式もあるのですが(有名なアプリとしては、GoodReaderに大きな写真を読み込ませるとそんな感じになります)、電子書籍の書籍っぽさを演出するのには、それだとちょっと味気ない。
 
 iPhone や iPad は世代交代が進むにつれて、表示メモリも500MB>1GB>2GBと増えてきているのでいずれは解決できるはずですが、現状、最新のハードに最適化しちゃうと、少し前の世代の iPhone や iPad では、ページ切り替え時にメモリ不足でアプリが落ちちゃうのです。
 
 
 で、最初の話に戻りますが、この、高解像度な部分が、これまでの僕のアプリ解説文だと理解されていなかったのではないかと反省しているところです。iOS8で、僕が使っている初代 iPadレティナ(iPad 3)なら 4000x5000 ピクセルくらいまでなら何とか動きます(旧い iPadだと、メモリの限界を超える)。
 
 4000x5000 ピクセルってポスターも印刷できるくらいの解像度なのですよ。そんなわけで、僕の iOS画集では(まあ大体は)画像も指で拡大すると、驚くほど細部まで見て取れます。画家が日頃どのような筆運びで絵を描いているかが一目瞭然。アナログの絵なら、マクロレンズで接写したくらいの情報量があります。
 『ヤマトとドメラーズIII世』の絵は仕上がった時のサイズは、幅 2万6800ピクセル、縦 6442ピクセルあって、さすがにこれをそのままアプリには収録できないので三つに分割しましたが、普通に収録されているスケッチや下書きでも、場合によっては同じくらいの解像度なので、下書きだってばんばん拡大表示できるのです。
 
 ぜひ、お試しください。

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