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2011年11月 5日 (土)

垂直世界8 死の壁を走るインディアン

垂直世界7 コスチュームデザインからのつづき
最初から読みたい方はこちら

 『垂直世界の戦士』を、今度は、杉並区の図書館で借りてきました。

 中野区の図書館でそのタイトルに引かれて読むことになったジーターの『垂直世界の戦士』

 読み始めたら絵にしたいシーンばかりで、読み終えた後に「どうしても絵にしターーイ」とツイッターでつぶやいて、最終的にSFマガジンの2012年の1月号、巻頭ギャラリーページでの掲載が決まったのですが、そのときには本の返却日が近づいており、貸し出し期間の延長手続きをお願いするよりは、どうせなら近所の(杉並区の)図書館で借りようとネットで検索したら、南荻窪図書館にあることがわかり、早速借りにいこうと考えたその日が、なんと休館日だったことが判明。それじゃあ、ってんで、練馬区の石神井図書館に。
 普通は、各区内に何冊ずつかあるものなんですが、『垂直世界』は1冊ずつしかなかったのでした。

・・・というのが前回までのあらすじ。

 というわけで石神井図書館に行ったら、今年の星雲賞(海外長編部門)を受賞した『異星人の郷』の対抗馬だったらしい『時の地図』(上下巻)があるではありませんか。2冊目の『垂直世界の戦士』と一緒に借りてきたわけなのでした。
 この『時の地図』がなかなかの傑作で、『垂直世界の戦士』の絵は描きつつも、つい『時の地図』を読んでしまっていたのでした。

 そして、『垂直世界の戦士』の絵の構図も決まり、いよいよ細部の書き込みのために、借りてきた2冊目を読もうかな、でもその前にやっぱり『時の地図』を最後まで読んでしまおう、そうすると、イラストを描き上げる前に返却日がきちゃいそうだな、それなら念のために、今度は、休館日で借りられなかった南荻窪図書館に行って前もって借りておこうと、昼過ぎに3冊目の『垂直世界の戦士』を借りてきたのでした(ついでに、同じジーターの『ダーク・シーカー』も)。
 そして夕方帰宅して気付いたのです。念のためどころじゃない、その日が、2冊目の『垂直世界の戦士』と『時の地図』の返却日だったのでした。
 慌てて『時の地図』をなんとか読み終え、練馬区の図書館へ。

 そしていま、無事に、新たに杉並区の図書館で借りた『垂直世界の戦士』を読み直し、絵に描くための描写を詳細に洗い出してるところです。

 ノートンのオートバイは車種がしっかりと書かれておりました。
 ノートン850インターステート。僕の好みからはちょっと新しすぎるけど、作者が自分の作り上げた世界の主人公にこのオートバイを使わせるのにはそれなりの意味や理由があるのでしょう。

 インディアンのほうは具体的な車種を記述した箇所は(いまのところ)どうやら出てこ無さそうなので、画像検索中に見つけた「木製の円筒の中の垂直の壁をぐるぐる回るサーカスなどのアトラクション(←動画にリンクしてます。音量がでかいかも。ボリュームに注意*)で使われたというインディアン」をモデルに書く予定です。僕の好みの細いパイプのトラスフレームにメカむき出しの、とっても旧いタイプなのですよ。
 今後読んでいくうちに、かりに別の車種であることがわかったとしても、ここは「垂直の壁」つながりでこのインディアンでいきます。

 ひょっとすると、作者もこのインディアンから小説の世界の啓示を受けたのかもしれないし。

垂直世界9 女性の顔を描くにつづく
(イラストの公開はSFマガジン2012年1月号で)

*僕が子供の頃、毎年、巡業で廻ってくるサーカスにも、このアトラクションがありました。なつかしいなあ。

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