« 杉並在住のイラストレータたちの展覧会 | トップページ | シナンジュのプラモデル »

2011年2月22日 (火)

ダイナミックフィギュアの作り方6

●プラモデルを組み立てる

0110903sss

 作業中は、眼鏡(近視用)を外さないと何も出来ないのデス↑

 いちばん細かいパーツは、数ミリの大きさ。
 床に落としたら、二度と見つかりません。

 じっさい何度かパーツが転がり落ちました。そんな時は自転車用に買った200ルーメンの懐中電灯が活躍します。その懐中電灯、配光パターンをコントロールできる優れもの。気分は警察の鑑識課。はいつくばって床のカーペットを舐めるように探したりしました。


01s

02s


03s

●完成したプラモデルを撮影する

 目の前にあるものを見ながらそのまんま忠実に描くのは、実はとっても簡単な作業。

 ただし。風景の場合は、

です。

 プラモデルのような縮尺模型は、傍に置いて見ながら描くと、人間の目の左右の視差の違い(立体感を作り出す)を頭の中で合成・補正しなくちゃなりません。←これが意外に難しいのよ。

 実物(実物大)の戦車を見ながら描く場合は、戦車の大きさに比べて人間の両目の幅なんてたいしたことないからねー。

04s

 撮影に使うレンズはできればズームがよいデス。

 今回のカバーイラストは、手前に90式戦車。ちょっと遠くに巨大ロボット。遠景に飛行船や山々、自衛隊の基地があるお寺の五重塔を同じ画面に配置するため「望遠」で描いていたから、資料の写真も望遠気味で撮れば(もしくは、撮影画面の中央を切り取るようにすれば)、最初に想定した距離感が崩れない。

 撮影してから絵の構図を決めるのではなく、あくまでも、絵ですべてを決めてから、それに合う写真を用意するようにする。これが大事。

 例えば。

 フラゼッタとボリスの違い。

 フラゼッタの絵は、スケッチと完成した絵はそんなに違わない。

 しかし、写真を参考にしないと絵が描けないボリスの場合は、スケッチと(写真をトレースして描いた)絵は、まったく違う。

 やっぱり、フラゼッタが、格は一枚も二枚も上。


 さて、次回からは、じっさいに絵を描いていったその作業過程を紹介していきます。

ダイナミックフィギュアの作り方7につづく

« 杉並在住のイラストレータたちの展覧会 | トップページ | シナンジュのプラモデル »

ダイナミックフィギュア」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/570938/50937464

この記事へのトラックバック一覧です: ダイナミックフィギュアの作り方6:

« 杉並在住のイラストレータたちの展覧会 | トップページ | シナンジュのプラモデル »