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2011年1月29日 (土)

ダイナミックフィギュアの作り方2

画像は、カバーイラストを描くときにいちばん大事な、絵の印刷サイズ(発注書)。

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文庫や単行本でも、各社によってサイズはいろいろですから、これがないと作業が始められません。
ちょっと前に、早川文庫の『宇宙の戦士』がトール文庫されましたが、普通の文庫よりもかなり縦が長くなってます。

通常は重版のときに、カバーイラストを別のものに換えちゃうんだけど、さすがに『宇宙の戦士』ではそれができなくて(有り難いことでございます)、編集部から

  上下を延長していただけますか?

という連絡があったのですが、一昨年までだったら、

  はい、やります! いつまでですか?

なんてふうに普通に答えていたに違いありませんが、昨年のぼくは違うボクになっていたのです。

そう、『グイン・サーガ画集』を出すために、自分が過去に描いたアナログの絵を、デジタルで加筆するウマミを知ってしまっていたのでした。

『グイン・サーガ画集 カバーメイキング』

電話を受けた瞬間、いろいろな事柄が頭の中を駆け巡りました・・・。

『宇宙の戦士』の絵を宮武と二人で描いたのは1977年のこと。
何度も版たのです。ぼくはこれがとても気になってました。

だって、30年前の、自分の絵がまだまだ未熟だった時のとっても「下手な絵」のまま、あいかわらず世間には流通してるのです。『グイン・サーガ』も同じでした。なかにはとっても「恥ずかしい」絵もあったりして、アメリカで発売されたグインでは、こっそり「老将軍の顔」を加筆していたりしてたから(それが、画集では、総ての絵をもういちど考え直す切っ掛けになった)、これを機会に(人生、めったにあることじゃないのだ!←「文庫」が「トール」文庫に変更になる)、『宇宙の戦士』の口絵も挿絵も、ぜーんぶ、修正しちゃおうと考えたのでした。

ただし、宮武が担当したパワードスーツの部分だけはいっさい、いじらないことにして。


ダイナミックフィギュアの作り方3につづくけど、
『宇宙の戦士』の挿絵の修正についてはこちら


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